英語センス0だけど、気合と根性でTOEIC600点を突破したボクは新たな挑戦をしています。
それは、洋書読書!
2022年1月からちょうど10ヶ月間かけて、洋書「十冊」を読んでみました。
本日の記事では、
- TOEIC600点で洋書を読めるのか?
- 読み易い洋書のポイント
- ズバリ!読みやすい洋書ベスト3!
についてお話しします!
(英語は苦手だけど洋書に挑戦してみたい)
そんなあなたに、
オススメの記事ですヾ(≧▽≦)ノ♪
洋書読書を始めた理由
ボクは超英語アレルギー
TOEIC「230点」から5年の期間を経て、どうにか、「690点」までスコアを伸ばすことができました。
やっとの思いで英語アレルギーのコンプレックスを乗り越えたボクは、更なる高みを目指して、TOEICの勉強を継続しています。
ですが、、、
これまでの経験を通して気が付いたことの一つは、TOEICの勉強だけではいつまで経っても実務的な英語力は身に付かないだろうということ。
次のスッテプに進むためには、
生きた英語に触れていく必要がある!
そんな気がしています。
そこでボクは、洋書読書の習慣を取り入れてみることにしました。
超英語アレルギーだったボクがTOEIC「600点」を超えて洋書に挑戦!!!
果たしてその結果は…!?
取り組み方
まずはルール設定
闇雲に読むとダラダラになってしまう気がしたので、ざっくりマイルールを決めました。
- 月に一冊読む
- 一日「5ページ」(15分程度)
- 楽しく読む
英語とは全く関係のない資格の試験があり、3~5月の3ヶ月間はお休みしました。
読んだ本
それでは、実際に読んだ洋書について、時系列順に紹介していきます!
一冊目 (2022年1月)
記念すべき一冊目は、
● 星の王子様 ラダーシリーズ Lv.2
The Little Prince
いざ洋書を読んでみよう!
…と思ったものの、
何を読めばいいのかわからない(°_°)
そこで、Twitterのお友達から紹介して頂いた本をそのままポチって購入しました。
結果、、、
フツーに読めました
というのも、
本が届くまでの間に、日本語版を読んだしまったのです。
待ちきれなかった…
英語を読めているのか、日本語の記憶が蘇っているだけなのか、イマイチよくわからない結果にモヤモヤ。
直前で日本語版を読むのはダメでした…
二冊目 (2022年2月)
● HOLES
洋書初心者にオススメの本を調べまくって辿り着いた一冊。
とにかく読み易いと様々なブログで紹介されていたので、
(まあ、大丈夫だろう)
と安易に購入。
が、しかーし。
激ムズ!!!
半分も読むことができずに挫折しました…TT
ラダーシリーズの素晴らしさに気が付かされた一冊となりました。。。
三冊目 (2022年6月)
● グリム名作選 ラダーシリーズ Lv.1
The Best of Grimm’s Fairy Tales
資格の試験が終わって洋書読書の習慣を再開。
「HOLES」ですっかり心を折られてしまったボクは、ラダーシリーズの…しかもLv.1から洋書読書を再開することにしました。
結果は、
ギリギリ楽しめる範囲
内容の理解度70〜80%といったところでしょうか。
ラダーシリーズL.1はTOEIC300~400点が目安となっていますが、英語センス0のボクにとってはこのくらいで限界みたいです。
四冊目 (2022年7月)
● 日本昔話1 ラダーシリーズ Lv.1
Long-ago Stories of Japan vol.1
グリム童話ですらギリギリだったボクは、もはや自信喪失
(一番簡単そうな本から読むか…)
ということで、日本昔話に挑戦。
読み終えたボクの感想。
読みやすい!
内容をほぼ完璧に理解することができ、大満足な結果となりました。
五冊目 (2022年8月)
● イソップ物語 ラダーシリーズ Lv.1
The Best of Andersen’s Fairy Tales
日本昔話でちょっぴり自信を取り戻したボクはイソップ物語に挑戦。
(グリム童話もイソップ物語もたいして変わらないだろう)
が、しかーし。
そこそこ難しかった…
グリム童話と異なり、物語の主役が「動物」であるため、話のオチを上手く理解することができず、モヤモヤ。
一つ一つの話が短いことが幸いして、どうにかこうにか最後まで読み通すことができましたが、、、辛かったTT
六冊目 (2022年9月)
● アンデルセン名作選 ラダーシリーズ Lv.1
The Best of Andersen’s Fairy Tales
海外の昔話といえば、「グリム童話」と「イソップ物語」しか知らないおバカなボク。
amazonのオススメに上がってきた「アンデルセン」をそのままポチって購入しました。
人魚姫とか、裸の王様とか、そこそこ有名な話が収録されていることにホッと一安心ε-(´∀`*)
が、しかーし。
難しい~~~!!
一つ一つの背景や感情の動きが細かく表現されているので、細部を理解することができず、読んだ気がしません(TT)
童話だからといって簡単とは限らない
改めて実感しました。。。
七冊目 (2022年10月)
● イギリス民話 ラダーシリーズ Lv.1
English Folk Tales
海外の昔話として四冊目。
やはり、amazonのオススメに上がってきたものをそのままポチりました。
アンデルセンの二の前になりそうな、嫌な予感を覚えながら読み始めましたが、、、
これは、面白い!!!
アンデルセンと正反対で、淡々とストーリーが進んでいくため、気持ちよく読み通すことができました。
八冊目 (2022年11月)
● 日本昔話2 ラダーシリーズLv.1
Long-ago Stories of Japan vol.2
仕事が繁忙期だったため、日本昔話で小休憩。
やっぱり日本昔話のシリーズは期待通りの読み易さ(*^▽^*)
vol.1とくらべてマイナーな話が多いものの、それはそれで面白かった。
九冊目 (2022年12月)
● 芥川龍之介短編集 ラダーシリーズLv.1
Short Stories of Ryunosuke Akutagawa
ラダーシリーズLv.1の童話を一通り読んでしまったので、新たな挑戦「日本文学」
今までの経験から、「日本語が原作の短編集が読み易い」ということでこの本をピックアップしました。
が、しかーし。
難しいぃぃ!!!。・゜・(ノД`)・゜・。
正直、大失敗。。。
時期尚早でした。
十冊目 (2023年1月)
● 宮沢賢治短編集 ラダーシリーズLv.2
Short Stories of Kenji Miyazawa
ラダーシリーズLv.1「芥川龍之介」でズタボロにされたばかりのボクですが、記念すべき10冊目ということで、強引にラダーシリーズLv.2へステップアップ((+_+))
日本語が原作の短編集で、小さい子ども向けの本ならどうだ!!!
ただのヤケクソ
結果、、、
あれ?そこそこ読みやすいじゃん(OvO)
ラダーシリーズのLv.よりも、本のジャンルの方が大切。
重要な学びを得ることができました。
読み易い洋書は…?
以上のとおり、十冊の洋書を読んでみました。
それでは、この経験を踏まえて、
「英語は苦手だけど、、、洋書を読んでみたい!!!」
そんな方のために、読みやすい洋書を選ぶ上でのポイントをまとめてみました。
1. ラダーシリーズ
洋書を読もうと思うと、
ついつい普通の洋書に手を出してしまいたくなりますが、そのハードルは想像以上に絶壁
はやる気持ちを抑えて、ラダーシリーズでコツコツ登って行くことが重要でした。
ボクが感じた、ラダーシリーズの素晴らしいポイントは以下の3点
- 難易度別でざっくりレベル分け
- コンパクトな頁数で習慣化しやすい
- 冒頭に解説があり、さらに読みやすい
“ラダー”の名のとおり、これから洋書読書の習慣を取り入れたい人にとって、しっかり考えられたシリーズです。
是非、活用しましょう!
2. 短編集が読み易い
ラダーシリーズのLv.1だとどれも同じなのか?
…というと、
全然そうでもなく、ジャンルの選び方次第で難易度が全く異なります。
とくに意識すべきポイントは、収録されている話の数
一つの話が短ければ、途中で躓いてしまってもすぐにリセット!することができるので、『短編集を』選ぶと読み易い!
3. 原作が日本語
洋書を読んでいて気がついたことは、
英語が理解できないというより、海外の習慣をそもそも理解できていなかったということ。
なので、原作が日本語かどうかも重要なポイントになります。
自身のない方は、日本語が原作の本を選んで、まずは英語に慣れるところから入ればスムーズだと思います!
読みやすい洋書ベスト3
それでは、、、
実際に読んでみて、読みやすかった洋書ベスト3を紹介します!!!
第三位
グリム名作選(ラダーシリーズ Lv.1)
海外の昔話といえばこれ。
「グリム童話」
ヘンゼルとグレーテルをはじめとした馴染みのあるお話が9つ収録されています。
一つ一つの物語の長さが絶妙にちょうどよく、それであって、シンプルな構成となっていいるため、淡々と読み進めることができました。
後半のお話になるとだんだん難しくなってくるのですが…
それでも、他の洋書と比べると格段に読み易く感じました。
続いて
第二位
イギリス民話(ラダーシリーズ Lv.1)
予想外の読みやすさで衝撃を受けたイギリス民話が第二位。
ジャックと豆の木や三匹の子豚などなど、やはり有名かつシンプルな話が多数収録されているので、安心して読むことができる一冊
そして、この本のポイントは、ボリュームが少ないということ。
ページ数でみるとラダーシリーズはどれも100ページ前後で構成されているものの、実は文字の大きさが本によって異なっています。
グリム名作選「1ページ=21行」に対し、イギリス民話「1ページ=17行」
この違いによって、サクサク読めてしまうのです。
また、一つ目のお話「ゴッサムの賢人」は、このお話自体が短いお話の集合体となっているため、超短い話で英文に慣れてから短編集に入れるところもポイントです。
それでは、いよいよ
第一位
の紹介!
日本昔話(ラダーシリーズ Lv.1)
ぶっちぎりの第一位。
短編集で、日本語が原作で、馴染みのある小さい子ども向けのシンプルなお話。
読み易い要素が全て揃っています。
ボクはVol.1とVol.2を読みましたが、どちらも変わらず読み易いです。
どちらかといえばvol.2がオススメ。
それぞれの話の知名度でいえばVol.1の方に軍配が上がりますが、Vol.2の方が収録されている話の数が多く、スムーズに読み進めることができました。
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