おはようございます。
筆者は大学時代に中断した超難関国家資格「弁理士」に再挑戦しています。
今回は弁理士試験に挑戦するにあたって予備校に通う必要かあるか否かについてお話しします。
予備校の要否
まず、弁理士の試験に受験資格はありません。大卒でなくてもokです。
その一方、弁理士の受験生界隈では「独学では難しく、弁理士予備校に通う必要がある」と言われています。
実際、弁理士の勉強を本格的に4年くらい経験した筆者の感想として、「独学は無謀だ^^;」といったところです。
そもそも、大きな本屋さんで探しても「弁理士試験対策の教材」なんてほとんど置いてありません。条文を呪文のようにひたすら暗記する作業になってしまいます…
どんな予備校を利用すれば良いか
それではどんな予備校を利用すれば良いかですが、一番有名なのは「LEC東京リーガルマインド」だと思います。
合格実績No.1
合格までの一番の近道ということもありますが、資格取得後のことも考えれば、ここでの人脈は大変貴重ですよね。

お金と時間が許せば、ボクもここを選びました。
難点は、「予備校費用(数十万)を払えるか」と「定期的に足を運ぶ必要がある」ということです。弁理士の試験に合格するまで100万円が必要ともいわれています。
筆者は25歳で結婚して現在2人の娘がおります。

仕事とは関係ない資格を取りたいから100万円使って予備校通うね〜♪
なんて言えるわけありません(°_°)
その他の手段
筆者が勉強している時間といえば、主に通勤電車の中です。
会社までの距離がそこそこあるので、電車に乗っている時間だけで片道1時間。往復で2時間!

この時間を勉強時間にできれば、仕事や家庭に影響を与えることなく、弁理士の取得が目指せるのにな〜(まあ無理か…諦めよう~)
携帯ポチポチっと~~

ん?
通勤時間で弁理士資格を取る!「通勤講座」
※現在のブランド名は「STUDYing」

って、あるんかーーーい!!!
弁理士のオンライン講座(動画配信)というものがいつの間にか誕生していました。これは、「弁理士を諦めるな!」というメッセージですね。やるしかないか~(*_*)
STUDYingについて
初回は通常価格79,800円(基礎・短答・論文総合コース)。
分割払いにすれば、月々6,800円。正直、かなーーーりキツイです。でも、切り詰めればお小遣いでどうにかなるかギリギリの範囲内…(TT)
サラリーマンのお小遣い事情をよくご存知みたいですね。
動画の期限は毎年11月末までとなっているので、その年の試験に合格できないと、またお金を払う必要があります。更新版があるので、2年目以降は「27,280円/年」です。
ちなみに、筆者は以下のように購入しました。
- 2018年12月: 弁理士講座購入(2019年版&2020年版)
- 2020年11月: 弁理士講座の更新版購入(2021年版)
初回は2019年版(2019年11月末まで)と2020年版(2020年11月末まで)のセットで79,800円でした。
少なくとも秋ごろに購入すれば、今でも2年分のセットになるようです。
2021年版は来月(2021年11月末)で終了してしまうので、そろそろ更新版を買おうかな〜と思っています。
なお、「基礎・短答合格コース(59,400円)」というものもあります。筆者は購入したことがないのですが、まずは一次試験のみの合格を目標されている方であれば、こちらのコースでもよいかもしれません。
※一次試験に合格すると、その後、2年間一次試験が免除となります
一次試験に合格した後、「論文対策コース」というものを購入&受講して翌年二次試験に挑戦する流れになるかと思います。

STUDYingに興味をもった方、是非一緒に頑張りましょう♪

「勉強仲間」の登録もお願いします!
オンライン講座で本当に大丈夫?
「そんなに安くて大丈夫?」と思われるかもしれません。
筆者は大学時代に1年間だけ小さな弁理士予備校に通っていました(現在廃業)。その経験から言わせていただくと、全く問題ないように思います。
むしろ、疲れてボ〜としてしまった場合でも、巻き戻して聞き直すことができますので、動画ならではのメリットもあります。
ただし、欠点もあります。それは、相談できる相手がいないことです。

動画を見てもイマイチしっくりこない…
ってこと、結構あるんですよね。
でも、質問する先生や相談できるクラスメイトがいません。
ググって調べるとなると結構苦労します。弁理士試験に挑戦している人が少ないので、情報も少ないのです。
オンライン講座という激震
弁理士試験の対策とは関係なく、最近「オンライン講座」めちゃくちゃ流行ってますよね。
昔は、ユーキャンのような「本の教材で勉強」するか、「予備校で勉強」するかの二択でしたが、「オンライン講座」という選択肢は、教育業界に激震を与える存在だと思います。
さらに、新型コロナウイルスによる影響がそれを加速させて、「家庭教師のトライ買収」なんて報道もありましたよね。
…
ということで、最後に、流行りのオンライン講座(動画配信)と「本の教材」との使い分けについて、筆者なりの意見を述べさせてください。
STUDYingでもそうですが、予備校を必須とする難関資格に限らず、簡単な資格についてもオンライン講座が開講されています。従来の本の教材とオンライン講座との選択に迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オンライン講座の強みは情報量の多さです。本に書いてある情報よりも、講師のちょっとした意見(余談)を聞くことができるので、理解を深めやすかったり、あまり勉強する必要のない部分を特定することを容易にするメリットがあります。
その一方、本の教材よりも費用の負担が大きくなる傾向にあるので、簡単な資格についてもオンライン講座を受講するのはいかがなものかと思われます…
ということで、本屋さんで教材を買えるような資格であれば、まずは本の教材を使うことをオススメします!
ご参考まで。
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