本日はお気に入りのリスニング教材を紹介
その名は、「SUPER ELMER」!
いわゆる聞き流す系の教材なんですが、
- ワンフレーズごとに和訳を入れ込んだHop
- 和訳の音声を消して間だけを残したStep
- 間を消した通常の音声Jump
- 1.5倍〜2倍速までのハイスピード音声
この4ステップで、段階的にネイティブの英語を理解できるようになっていく画期的なリスニング教材
(英語のドラマとか、洋楽とか色々試したけど結局続かなかったなぁ〜…)
という方に是非オススメしたい教材です。
この記事では、SUPER ELMER の魅力とボクなりの使い方を紹介します!
この教材との出会い
出会い
この教材との出会いは、かれこれ10年前。
当時大学生だったボクは、英語嫌いのコンプレックスに頭を悩ませていました。
(もう英語で恥ずかしい思いをしたくない)
でも、、、
何をやっても効果を実感できないし、続かない…
そんなさなか、SUPER ELMERのWeb広告が目に止まりました。
- 英語は聞き流すだけでは意味がない
- 意味のわかった英語を聴くことが大切
- Hop、Skip & Jumpで「ネイティブ思考法」を養成
これまでの失敗から、(ボクの場合は)ただ英語を聴き続けても意味がないことはよくわかっていました。
だからこそ、
Hop、Step、Jumpのアプローチ!
(この方法ならいけかもしれない!)
広告を読んだ瞬間、ビビッときました。
値段は約3万円
金欠大学生のボクにとっては決して安い買い物ではありませんでしたが、
英語コンプレックス解消の糸口になるなら試してみる価値は十分
思い切って購入することにしました。
試してみた結果
結果、
やっぱり挫折しました…
失敗の原因は、ボクの英語力が規格外に低すぎたこと。
SUPER ELMERには、TOEIC600点を境に「STANDARD」と「ADVANCED」の2つのコースがあって、
もちろん、ボクが選んだコースは「STANDARD 」
…ですが、
テキストを見ながら一つの話を理解するだけで一時間Over
そこから、音源だけのトレーニングに移行して、Hop、Step & Jumpまで到達する頃にはもうヘトヘトのボロボロ…
え…?
ここからハイスピードモード…???
んなのやってられるかー!!!
…というわけで、
段ボールの中へ封印されることになりました。
それから
SUPER ELMER から気付かされたことは、
ボクがやるべきは、リスニングではなく、基本的な単語の暗記と文法の習得であること。
2018年
購入から5年の歳月を経て、再びこの教材に向き合うことになりました。
やっとその時が来たのです。
ボクなりの使い方
1. テキストで音読
まずは付属のテキストで音読。
この段階では、まだ音声を聞きません。
自分なりに発音してみて、知らない単語がないか、(自分なりに)スムーズに音読ができるようになるまで何度か読み上げておきます。
2. Hopで音読
続いて、音声(Hop)を聴きながら音読
聞こえてくる音声と自分の声がピッタリ一致するまで何度も何度も繰り返します。
歌の練習をするようなイメージ
ポイントは一つ一つの単語の発音に執着しすぎないこと。
ネイティブの音には、あえて発音しない音や、前後の単語と結合する音があるため、一つ一つの単語をしっかり発音しようとすると、なかなか一致しません。
一見難しいようで、このパターンには法則があります。
コツを掴んでくると、1のテキストを使った練習の段階で、発音しない音や結合する音の位置が予想できるようになっていきます。
3. Stepで実力チェック
音が一致するようになったらHop→Stepに切り替えて、トレーニングの成果をチェックします。
Hopのように何度も何度も繰り返すことはしません。
消えた日本語の音声が頭に浮かべばOK
次のステップへ!
頭に浮かばない箇所があればHopへ
英語の音声だけでなく、日本語の音読も意識します。
4. Jumpで音読
いよいよ通常の音声、Jump!
フレーズとフレーズの間がなくなり、難易度がグッとあがります。
まずは英語の音声とピッタリ一致できるように何度も練習します。
それができるようになったら、英語の発音と同時に日本語が頭に浮かぶかどうかを意識。
日本語がぼんやりしてしまう場合はHopへ。
5. ハイスピード音声
SUPER ELMERには4つのハイスピード音声が収録されています。
- 150%のSkip
- 150%のJump
- 180%のJump
- 200%のJump
スピードを上げても、
- 音声とピッタリ一致させられるか
- 日本語が頭に浮かぶか
この2つのポイントを意識しながら、一歩一歩難易度を高めていきます。
6. 次の話へ
200%まで、音読と日本語のイメージができるようになったら、次のお話へ。
SUPER ELMER の収録数は、合計で36話。
当初は、3話/月ずつ進めて、一年間で一周終える予定でしたが、
結局のところ1話/月のペースで、3年の期間を費やすこととなりました。
聞き流す系の英語教材といえば、
いつの間にか英語ができるようになってしまうような、そんなイメージがあるかもしれません。
実際のところ、SUPER ELMERを使った勉強はそんな生優しいものではありませんでした。
教材こそスマホとイヤホンのスキマ時間に取り組むことができますが、
理解しながら取り組まなければ意味がありません。
全身の意識を耳に集中する必要があるため、頭ヘトヘトに疲れます。
だからこそ、焦らず一歩一歩進めていくことが大切だと思います。
トレーニングの成果
それではトレーニングの成果を確認してみましょう!
こちらはTOEICスコアの推移です。
注目すべきは、2017年~2020年の青色グラフ(リスニングのスコア)
SUPER ELMERを開始する前の2017年から、段階的にスコアがアップしていき、
2020年度以降は300点代で安定しました。
SUPER ELMER と並行してTOEIC対策にも取り組んでいたため、SUPER ELMERのおかげとは言い切れませんが、個人的には大きな要因だったと思っています。
残念ながら、日常生活で違いを感じるほどの変化はありません。
何度も何度も練習した36話については、瞬時に日本語へ変換することが可能ですが、
日常生活の英語は相変わらずチンプンカンプン。
わずかながら、意味のわかる部分が増えたような気もしますが、まだまだ実用段階ではありません。
今後の予定
SUPER ELMER を使った練習は現在も継続しています。
200%だけのプレイリストを作り、ひたすらランダム再生。
TOEICのスコアが730点を超えたら、SUPER ELMER の「ADVICED」にも挑戦したいのですが、もうしばらく我慢します。
今やるべきことは、リスニングではなく長文読解力ですので。
まとめ
- 4ステップで、段階的にネイティブの英語を理解できるようになっていリスニング教材
- TOEIC600点を境に、STANDARD とADVANCEDの2コース
- STANDARDでも、英語の苦手な人はTOEIC500点以上が目安
- 楽に英語力を身につけられるわけではない
- 一通りやり終えるまでに3年かかった…
- TOEICのリスニングのスコアが300点代で安定した
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