「治験実務英語検定」に挑戦した話

英語アレルギーの克服

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現在、ボクは医薬品の臨床開発モニター(CRA)として働いています。

 

31歳を迎えて、やっと国際共同治験にアサインされたものの…

業界用語・専門用語に大苦戦!

 

Webや辞書でいくら調べても見つけることのできなフレーズをどのように英訳すればいいのか

 

いや、、、そもそも、英訳してみたところで、正しいのかどうかもわからない(゚Д゚;)

ただただ、途方に暮れる毎日でした…

 

 

そんな時に出会ったのが、日本CRO協会の『治験実務英語検定』

 

いってしまえば “マイナーな民間資格”

合格したところで、特別な業務ができるようになるわけでもなければ、履歴書に書いて注目を浴びることもありません。

 

ですが、業界団体の検定を通して、実務に直結した英語を学ぶことができるという点で大変有意義でしたので、ボクと同じような悩みを抱えている方に向けてオススメをさせて頂きます。

 

日本CRO協会とは?

まずは、「日本CRO協会」について簡単に紹介。

 

そもそもCROとは、「医薬品業務受託機関(Contract Research Organization)」の略で、新薬の開発業務を専門に支援する会社のことをいいます。

Ataru
Ataru

ボクの所属している会社もCRO

 

CROの歴史は浅く、日本での誕生は1990年頃。

2000年代~2010年代にかけて業界が急成長して、今では医薬品開発のプロセスに不可欠な存在となりました。

 

そして、CROが結集した業界団体が「日本CRO協会」

グローバル化やデジタル化などで急激に変化していく環境に対応するため、人材育成や情報発信などの活動を進めているようです。

 

 

ボクの所属している会社は「日本CRO協会」の会員ではないので、協会のWebサイトにアクセスする機会なんてほとんどありませんでしたが、、、

ただあてもなくネットサーフィンをしていたら、偶然、協会が運用する『治験実務英語検定』というものがあることに気がついたのです。

 

検定の概要

 

治験実務英語検定の概要はこちら。

医薬品開発業務に必要な英語スキルの向上を目的とした、国際共同治験等の実務上の英語力の指標となる治験実務英語検定試験です。当制度は、日本CRO協会が主催し、翻訳事業や英文ライティング研修を手掛ける(株)サン・フレアと協力して運用します。

出典:一般社団法人日本CRO協会 治験実務英語検定について

 

業界団体が運用する英語検定ということで、医薬品開発業務に特化した英語の向上を目的としています。

Ataru
Ataru

ぉぉぉー!!!

 

それはまさしく…

ボクの探し求める教材でした。

 

コースの種類

Webサイトによると治験実務英語検定試験には、3種類のコースがあるようです。

 

…とはいっても、「Professionalコース」は検討段階とのことで、現時点で選択できるのは「Basicコース」と「Advancedコース」の2種類

 

ボクの直近のTOEICスコアは690点なので、

Ataru
Ataru

いきなり『Advancedコース』でもいいかな…

とも思ったのですが、

背伸びをすると大抵後悔することになるので、とりあえず『Basicコース』を受けることにしました。

 

 

【オススメのポイント】

それでは「治験実務英語検定」のどんなところがオススメなのか、

大きく三つのポイントを紹介します!

 

1. 磨き方を学べる!

先ほど紹介した「治験実務英語検定」の概要にも書かれていましたが、CRO協会は翻訳業務などを手掛ける「(株)サン・フレア」と協力しており、この会社が「治験実務英語検定」専用の通信講座を扱っています。

 

そのお値段、

「16,500円(税込)」
+入学金5,000円(税込)

 

サラリーマンのお小遣いだとちょっと厳しい価格設定となっているので、ボクはテキストのみ(8,800円)を購入することに。

 

 

正直、、、サン・フレアという会社は聞いたことがありませんでした。

それに、スマホで「治験実務英語検定」のWebサイトにアクセスすると、表の体裁がおかしなことになっていたり、いつまで経ってもProfessionalコースが検討中だったり…と、

CRO協会が運用しているとはいえ、「治験実務英語検定」がまともに機能しているのか不安にさせられてしまいます。

Ataru
Ataru

これに16,800円(受験料+テキスト代)も支払って大丈夫か?

 

 

そんな訳で恐る恐る購入ボタンをポチったボクでしたが、送られて来たテキストを読んで衝撃

 

超わかりやすい‼︎

 

5年間TOEICと戦い続けて来たボクは、様々な英語の教材を読んできましたが、ここまでわかりやすいものは初めてかも知れません。

 

 

テキストにも書かれていますが、最初から最後まで解き終わったとしても、スラスラ英訳出来るようになるわけではありません

 

どのようにフレーズを探せばいいのか?

見つからない場合はどのように作ればいいのか?

日ごろからどのようなことを気をつければ英語力を高められるのか?

 

英語のライティングスキルを磨く方法を学ぶことができるのです!

 

間違いなく、英語で苦労しているCRAさんなら16,800円を払ってでも読む価値のあるテキストです!

 

2. フレーズの宝庫

2つ目のポイントは期待通りのものとなりますが、

実務でそのまま流用できるフレーズが沢山載っていることです!

 

治験実務英語検定のサンプルはこちら

試験問題のサンプル

 

試験問題と同じように、サン・フレアのテキストには、仕事で出てくる場面がそのまま流用できる例題や演習問題がたくさん収録されています。

 

Ataru
Ataru

業界が新しく認知度も低いから業界用語・専門用語をいくらWebで探しても見つからない‼︎

 

そんなボクにとっては目からうろこ(/ _ ; )

 

フレーズをエクセルにまとめて、欠かすことのできない仕事のお供になりました。

 

3. CRO協会のお墨付き

3つ目のポイントは、治験実務英語検定がCRO協会のお墨付きということです。

 

せっかく会社外で英語のライティングを学んで、その知識をもとにテクニカルなフレーズを取り入れても、上司から受け入れてもらえないことが往々にして起こります。

 

決して、上司がイジワルをしている訳ではなく、

良し悪しを確認するすべがないというのが理由です。

 

たとえ英語ライティング専門の会社で学んだ知識だっとしても、理系の専門知識に関する英訳だったりすると、安心材料に欠けてしまいます…

 

そこで、CRO協会のお墨付きということが強力な安心材料になります。

 

試験の結果

ちなみに、テストは難なく合格

 

目安が「TOEIC400点以上」ということもあって、めちゃくちゃ簡単でした。

 

次は「Advancedコース」に挑戦します!!!

 

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