【体験談】溺れる者は藁をも掴む

ブラック企業の脱却

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“溺れる者は藁をも掴む”

このことわざを聞いて、どんな場面を連想しますか?

 

ボクが連想するものは…

ブラック企業から抜け出そうと、もがき苦しんだ過去の自分

 

 

ブラック企業は深い~~沼のようです。

 

もがけばもがくほど深みにハマり、

じっとしていてもゆっくり沈んでいく

 

たとえ怪しげな藁だと分かっていても、それに縋ってしまう人の気持ちがよくわかります。

 

 

…ということで今回は、

ブラック企業で働いていたからこそ足を踏み入れた “ちょっと変わった体験談” をお話しします。

 

まずは第一弾」

一見煌びやかな「あの業界」に、ちょこっとだけ足を踏み入れてみた話。

 

はじまり

それは社会人「1年目」の7月

休日といえば、一日中家で爆睡することが日課になりつつあった頃のことでした。

 

この日は、久しぶりに大学の友達と渋谷で待ち合わせ

 

人混みで溢れた駅を抜け出すと、背後から声をかけられました。

 

???
???

(ゼィゼィ)ちょっといいですか?

 

スーツを着た営業っぽい男性

 

普段ならスルーしているところですが、息を切らしながら声をかけられると足が止まります。

 

Ataru
Ataru

…はい。何か??

 

そして、

予想外の質問が…

 

???
???

どこかの事務所に所属していますか?

 

は?

 

Ataru
Ataru

いえ、、、?

 

「〇×◆△…もし興味があれば…」

と、名刺を残して去っていきました。

 

 

名刺に書かれた会社名は

“●●●プロモーション”

 

 

ん???

これって…

 

Ataru
Ataru

(芸能事務所!?)

 

はじめて声かけられちゃったよ(゚д゚)!←ちょっと嬉しい

 

でもこの年齢で芸能界って無謀だよな…

会社にバレたらかなりマズイ…

 

…いや、まてまて。

 

Ataru
Ataru

会社にバレて何を失うんだ?

 

ブラック企業脱却のチャンス(+o+)!?

 

スカウトといいつつ、写真撮影料やスクール料をぼったくる「詐欺まがいの行為」があるようです!突然勧誘されても安易について行かないようにしましょう!

 

話を聞いてみた

翌週、とりあえず話を聞いてみることに。

(話を聞くだけなら大丈夫だろ)

 

待ち合わせは「乃木坂駅」

名刺をくれた男性が車で迎えに来て、事務所の中へ案内されました。

 

とある事務所

第一印象は

ボロ〜〜〜い雑居ビル

 

 

(貴重品もってこなくてよかった…)

マジでそう思いました。

 

部屋の中へ通されると社長を名乗る女性が一人

 

女性社長
女性社長

はじめまして♪

オフィスの外観と対照的に、

よくしゃべり、よく笑う女性

 

立ち上げたばかりだからオフィスがボロイとか

女性モデルを強みにしてきたけど、戦略を広げるために男性メンバーを集めたいとか

   

女性社長の話が面白くて、

(試しに仕事を受けてもいいかな~)

 

…と、そんな気持ちに。

 

1年前の就活では200以上の会社に応募して、ほとんど門前払い。

そんな自分を必要としてくれたことが嬉しかったのかもしれません。

 

仕事のもらい方

事務所に訪問したのは、これが最初で最後。

 

仕事の依頼はメールで送られてきました。

 

一日3回程度、

「こんな仕事に興味がありませんかー?ギャラは●●●●円でーす。」

と、連絡が来ます。

 

Ataru
Ataru

ありまーす!

と返信すると事務所の方で応募してくれます。

そして、無事に審査を通過すると、集合場所などの詳細情報が知らされます。

 

ボクのもとに紹介してくれた仕事は

  • 映画やドラマのエキストラ
  • CM用のちょい役
  • カラオケ用の映像
  • 結婚式場などのパンフレットのちょい役

 

実績に応じた仕事を紹介しているとのことで、こんなチョイ役ばかりでした。

しかも、審査を通るのは2割くらいです。

 

現場の経験

それでは、実際に経験した仕事についてお話しします(☆ω☆)キラーン

 

初めての現場

初めての挑戦は映画

 

集合時刻は「夜9時」

現場の公園に到着すると、数百人、、、いや数千人の一般人でごった返していました。

有名な俳優さんが出演しているらしく、それを目当てにボランティアのエキストラがたくさん集まっていたのです。

 

Ataru
Ataru

すごい人混み‼︎

 

…と思ったのも束の間、ボクが到着すると、人混みがどんどん減り始めました。

ボランティアの多くは終電までに帰ってしまうので、彼らと入れ替わる形で事務所の人間が動員されたのです。

 

そう。

ボクの映画デビューは「人ごみ」

 

夜の11時~朝の7時まで、夜通し立ち続けました。

 

そして、、、最後の最後まで何をしているのかもわからず終了

 

映画を見ても、自分を見つけられない自信があります。

 

 

給与は「約4,000円+交通費」

 

夜勤で時給500円って、、、(。-∀-)

   

CMの撮影

もう一つ、CMのエキストラについてお話します。

東京駅の丸ノ内口での撮影とのこと。

 

 

Ataru
Ataru

丸ノ内口で撮影なんてできるんだー!すごー!

 

その理由は簡単。

集合時刻が朝の3時

…また夜中かよ(。-∀-)

 

日の出とともに撮影をして、あっという間に撤収。

 

真夜中のタクシーを捕まえたり、駅の間を走ったり、

撮影よりも、目的地に到着するまでの道のりの方が刺激的でした。。。

 

給与は「約6,000円+交通費」

映画の人ごみよりはマシか(/・ω・)/

 

その後

結局、この仕事は3ヶ月で辞めました。

 

ご想像の通り、「超低賃金」で「超ハード」な仕事

加えて、仕事を通して得られる学びが少ないというデメリットが強烈です。

Ataru
Ataru

ほぼ突っ立っているだけですからね…

  

経験を積んで「動きのある役」ができれば話は別ですが、ずっと下積みでくすぶってしまうと貴重な時間を失ってしまいます

コンビニでバイトした方が、「給与面」、「学びの面」で断然マシ!

 

それでも、

「華やかな世界に行けるかもしれない!」

という希望がある点は魅力的…かもしれませんね。

 

社会勉強にはなりましたが、ボクはもう勘弁です…(。-∀-)

 

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