正攻法でブラック企業脱却
このシリーズでは「ブラック企業という底なし沼」から、無理なくスマートに抜け出す方法について自分なりの考えを述べていきます。
今回はStep3
洗脳(マインドコントロール)の回避術!
ブラック企業はあの手この手で従業員の離職を妨げようとします。
コッソリ転職活動をしていても、いずれバレることになりますので、早い段階から彼らのハッタリを見抜く力を磨いておきましょう!
洗脳回避術を学ぶ理由
前回のStep2では、
「とても転職活動の時間なんて作れない!」
という方に向けて、転職活動のための時間をこじ開ける方法について紹介しました。
Step3では、いよいよ転職先の探し方!
…ではなく、マインドコントロールを回避する方法についてのお話です。
「正攻法でブラック企業を脱却」では、ブラック企業との良好な関係を保ちつつ時間をかけてじっくり転職活動を進めていくことを想定しています。
しかし、転職活動が終盤に差し掛かって来ればいずれ会社にバレます。
面接のための休暇を取る必要があるし、最終的には辞表を出さなきゃならない…
ずっと隠し通すことなんて不可能。
企てを察したブラック企業の上司は、転職を考え直すよう説得を試みるでしょう。
そして、、、
自分よりもずっっっと社会経験豊富な上司の説得は転職活動の障壁となります!
(あれ…自分はバカなことをしようとしているのかな…)
そう思ってしまったら、今までの努力も水の泡
マインドコントロール回避術は一朝一夕に身につくものではありません。早いうちからトレーニングを始めておきましょう!
今回はそのためのお話です。
ボクの経験
自身の経験を振り返っても、「転職は認められない」と脅されたことがあります。
その根拠は、入社時に書かされた「同業他社への転職を禁止する誓約書」
これを書いていると転職できない?
いいえ。そんなことはありません…(。-∀-)
日本では「職業選択の自由」が憲法で保障されているので、転職自体を禁止することはできません。
加えて、同業他社に転職するとしても法的効力はかなり限定されるようです。
つまりこの誓約書の存在は、法的効力を目的にしているのではなく、転職を躊躇させるための心理的な抑止力
マインドコントロールに陥っていると、こんな “はったり” にも、引っかかってしまうのかもしれません。
洗脳回避術とは?
マインドコントロールを回避する方法は読書の習慣
知恵を身につけましょう!
知恵のない人は、ブラック企業の教えにどんどん染まります
「仕事は終電まで働くのがあたりまえ」
「ボランティア残業もあたりまえ」
「体調不良でも有給を使ってはいけない」
「転職は裏切り行為。恩知らず」
側から見たら、「そんなありきたりなウソに騙されるなんてバカだな〜〜」
と思ってしまうかも知れません。
しかし、上司からの教えを受けて(あ、、、これはデタラメだから聞き流そ〜)なんて判断できる人はごく一部の賢者。
大抵の人は言葉をそのまま受け止めてマインドコントロールに陥ります。
「自分は大丈夫」
なんて絶対に過信しないように!
何を読めばいいのか?
「読書の習慣をつけよう!」
っていわれても、何の本を読めばいいのか迷ってしまいますよね…
意識すべきことは、ありとあらゆるジャンルを読むこと
「自己啓発」に限らず、「小説」、「漫画」、「新聞」、「趣味の雑誌」、「経済」、「法律」、「政治」、「科学」…
とにかく広く読みましょう。
ただ何でもいいとなると、読みやすい「小説」や「漫画」に偏ってしまうので、どんな時にどのジャンルの本を読むかルールを考えておくことをオススメします。
例えば、
- 電 車:「新聞」や「自己啓発」
- カフェ:勉強系の本
- 就寝前:「小説」や「漫画」
- 休 日:「雑誌」
といった具合です。
読書のポイント
① お金を払って購入
「自己啓発」などの硬めの本は、図書館や友人から借りるのではなく、お金を払って購入しましょう。
(せっかくお金を払ったんだからしっかり読まないと!)
というモチベーションが働きます。
特に読書の習慣のない人は、このモチベーションが超重要!
② ペンで書き込みながら読む
これも硬めの本を読むポイントです。
慣れないと煩わしく感じるかもしれませんが、これを実践するだけで読書の効率が各段に上がります。
(わざわざ書いたところで後で見返すか?)
とか、考えないでください。書き込むという「動作」が重要なんです!
ただ本を汚すつもりで線を引きまくって、思ったこと感じたことを書きまくりましょう。
ボクの本棚には、狂ったように書きなぐった本が溢れかえっています。
③ 複数の本を並行して読み進める
一冊ずつ読み進めるのではなく、複数のジャンルを並行して読み進めましょう。
これは読書を飽きさせないためのテクニック
本は読み難いものと読み易いものがあります。
読み難い本だけを読んでいるとだんだん嫌気が差してしまうので、本をコロコロ変えて、読書が嫌いにならないようにしましょう♪
…どうしてもつまらない本は、しばらく寝かせてみるのもあり。
突然読みたくなることもあります。
④ 衝動買いをしてみる
本の選び方にもコツがあります。
つまらない本を読む時間がもったいないと、ついつい「●●賞に選ばれた話題の本」や「友人から勧められた本」ばかりを選んでしまうかもしれません。
是非試して欲しいことは、
本屋さんでの衝動買い
もちろん、前述の本よりもハズレの可能性は高いかも知れません。
それでも、名著との偶然の出会いは、読書の醍醐味。
「本当にいい本」に出合いたかったら、「つまらない本」との出会いを恐れてはいけません。
⑤ スマホを活用
本を読んで、疑問に思ったことはスマホで調べましょう。
知識の輪を広げることが重要です。
何でもかんでも調べると大変なので、ほどほどに。
オススメの本
ブラック企業で働く人に、必ず読んでほしい本を紹介します!
嫌われる勇気
2013年に出版されたアドラー心理学の本。
ビジネス書ランキングでは、2014年度「ニ位」、2015年度「一位」を獲得した超有名な本です。
「心理学…」と身構えてしまうかもしれませんが、ご安心ください。めちゃめちゃ読みやすいです。
内容を一言で紹介すると「幸福に生きるための考え方」
ブラック企業で凝り固まった考え方をシンプルに解きほぐしてもらいましょう。
こちらの記事もご参照ください♪
まとめ
正攻法でブラック企業を脱却する方法
Step3
- 最終ステップを見越して早めに洗脳回避術のトレーニングを始めましょう
- 洗脳回避術は、「読書習慣」で身につく
- 読書のポイント
– ① お金を払って購入
– ② ペンで書き込みながら読む
– ③ 複数の本を並行して読み進める
– ④ 衝動買いをしてみる
– ⑤ スマホを活用する - 「嫌われる勇気」を読もう!
読書は毎日少しずつ、コツコツと継続していくもの。
10~15分を「一日3セット」くらい取り入れれば十分です。
Step4はこちら!
読書習慣でハッタリを見抜く知恵を身につけましょう!
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