おはようございます。
現在、ボクはオンライン講座STUDYingを利用して超難関国家資格「弁理士」に挑戦しています!
今回は、一次試験「短答」の直前期の対策についてお話しします。
ボクはまだ一次試験に合格したことがありません。あまり偉そうなことはいえないのですが、一つの勉強法としてご参考にしていただけますと幸いです。
直前期の勉強法
以前の記事でお話ししましたが、オンライン講座(STUDYing)を利用した勉強法としては、
① 「オンライン講座(動画)の受講
② 「講座に関する〇×問題」に挑戦
① ・・・
② ・・・
を繰り返し、一区切り(5講座くらい)進むと「③ 過去問」に挑戦します。
この流れをひたすら繰り返して、少しづつ知識を定着させます。
そして…
試験の3ヶ月前になったら試験対策に舵を切りましょう。
まず「② 講座に関する○×問題」にフォーカスして問題を解きまくります。
ここ全然理解できてないな…
と思ったら、「オンライン講座(動画)」で知識を深める時間も設けましょう。
「② 講座に関する○×問題」を何度も繰り返していると、問題のパターンを覚えてしまうので、「出題順番=ランダム」をオススメします。
「○×問題」を一通り正解できるようになったら「③ 過去問」にフォーカスします。
試験本番までに「③ 過去問」についても一通り正解できるようにしよう♪
スパートのかけ方
テスト本番を見据えて、少しづつ負荷を上げていきます。
3ヶ月前の時点でフルパワーを出してしまうと、本番前にバテてしまうので、少しづつ上げていきましょう!
ボクの場合はこんな感じのスパートを意識しました。
試験直前のスパートをかけることで、自分の本当の能力を底上げして試験に受かりやすくなる効果があります。
社会人として働いていたり、子供がいたりすると、スパートの時間を確保するのは大変…
本当の能力が高まってくれば、スパートでそれほど頑張らなくても試験を通過できるようになるはずです。
気長にやっていきましょう♪
市販の過去問ってどう?
STUDYingの講師は新たな教材を直前期に取り入れることをあまりオススメしていません。
が、しかし…
ボクは買ってしまいました…
※必ず最新のものかどうか確認しましょう
そして…みなさんにもオススメしちゃいます^^;
というのも、特許庁のWebサイト(こちら)にも過去問が公開されているのですが、解説がないので、答え合わせがめちゃくちゃ大変です。
一問解くたびに30分くらい時間をかけて、その理由を調べることに…
さらに、法改正によって答えが違ってくる場合も…
ちなみに、STUDYingの過去問集を一通り解けるようになってから、市販の過去問集に挑戦したところ…
なんと「60問中26点」でした。
※ 合格ラインは毎年変動しますが、令和3年度は「39点」とされています
ぎゃ~~~~~~~~余裕で落ちる
一次試験(短答))は、回答時間がタイトなので、時間配分のトレーニングとして、市販の過去問集に取り組んだ方が無難だと思いますよ~
オススメの過去問集を使えば、詳しい解説はもちろん、法改正にも対応しています。
青本を準備しましょう
以前の記事では、オンライン講座(STUDYing)を利用した勉強法として「四法対照法文集のみをもち歩いていた」とお話ししました。
ただし、直前期では過去問の解説を読んでもしっくりこないパターンが多々あるので、「工業所有権法(産業財産権法)逐条解説(通称、青本)」を使えるようにした方が便利だと思います。
青本は大変使いにくい本なので、オススメの加工法を紹介します。
- 特許庁のウェブサイト(こちら)から青本(PDF)をダウンロード
- CubePDF(無料)をダウンロードして、PCにインストール
- 青本(PDF)をCubePDFで加工(特・実・意・商以外を削除)
- 印刷
色々試したところ、「4. 印刷」は166%の大きさに拡大してから、9Up(用紙1枚に9ページ分の印刷)。そこから98%の大きさに縮小して、綴代15mmがベスト!
以上の通り加工すれば、常に持ち運び可能なサイズにできますよ♪
Comment
はじめまして。弁理士ブログ参考にさせていただいてます。
今回の記事で質問があります。
STUDYingの過去問集を一通り解けるようになってから、市販の過去問集に挑戦したところ…
なんと「60問中26点」でした。
と書かれていますが、原因は、STUDYingの過去問集になにかあるのでしょうか? 市販の過去問集とはなにか違うのかなと思い、お聞かせ頂ければありがたいです。
よろしくお願いします。
スマさん、コメントありがとうございます。
「STUDYingの過去問集」と「市販(ブログで紹介をさせていただいた問題集)」との違いですが、本番と同じようなスタイルで問題に挑戦できるかどうかの違いになります。
「STUDYingの過去問集」は過去出題された問題の抜粋(一部オリジナル)になります。
とても多くの問題が準備されていますのでしっかり取りくむことで問題を解く力を着実に高めていくことができると思います。その一方、問題数を実際の試験と同じ「60問」に設定できなかったり、電子上で問題を解くことになるので、ペース配分をイメージすることが難しいという難点があります。
上記市販の過去問集であれば、過去問(改正部分だけ変更を加えたもの)がそのまま収録されているため、実際の試験と同じシチュエーションで問題にチャレンジすることができます。
初めて市販の過去問集にチャレンジした際は、ペース配分を間違えてしまい、最後まで問題を解ききることができなかったことが失敗の原因かと思います。
Ataru 様
丁寧なご回答をありがとうございます。
問題の難易度は同じで、本番の形式と違っていたことが
点数につながらなかった要因ということですね。
自分はまだ勉強を始めたばかりで、過去問にはほど遠いレベルですが
こうしてノウハウを学べるのは、とてもありがたいです。
スマ
スマさんも弁理士の勉強をされていらっしゃるのですね!一緒に合格を目指して頑張りましょう♪何かあればまたコメントをいただければと思います。