おはようございます。
8月も残りわずかですね~。
筆者には幼稚園年中の娘がいるんですけれども、娘の幼稚園は夏休みが延長になりました。近所に住んでいる姪っ子、甥っ子の小学校も夏休みが延長になるそうです。
親としては子ども家にいられると大変なんですけど、現在の新型コロナの状況からすると幼稚園に行かせる方が心配ですので、正直一安心しています^^;
さて、本日の記事は、本ブログがテーマとしている「ブラック企業からの脱却」がゴールかどうかについてです。
ブラック企業はグラデーション
当ブログでは低賃金かつ長時間労働を強いる会社を「ブラック企業」、その反対の会社を「ホワイト企業」と呼んでいますが、実際のところは白黒はっきりしているわけではなく、グラデーションカラーです。
ある人から「黒」と判断されても、別のある人から「白」だと判断されることはよくある話だと思います。
長時間労働の例として、「残業代なしで1日14時間働いてるの!?そんな大変な会社はさっさと辞めなよー!」って反応されることもあれば、「ウチは残業代出ないどころか、終電が終わっても帰れないのが日常茶飯だから全然マシだよ」と反応されることもあります。
嘘か本当か定かではありませんが、SEとして働く知り合いからは「1日の睡眠時間が平均2時間」という話も聞いたことがあります。
福利厚生の例としては、「住宅手当や扶養手当がないなんて可哀そう」って反応をされることもあれば、「社会保障制度を完備しているだけでも羨ましい〜。ウチは国保に入らないとだから毎月2万円くらいの出費が出るし、退職後の年金も期待できないんだよね」と反応されたこともあります。
ブラック企業とホワイト企業を比較すると、実は毎月の給与額はそれほど違いはなく、福利厚生や賞与、退職金の面で大きな差が開いているように感じます。
自分が働いている会社をブラックかどうかを判断することは、案外難しいように思います…
ブラック企業に根付く社員の正体
いくらブラック企業といったって、その会社で長く勤めて、出世していく人達がいます。
そうした人達は何者なのでしょうか?
筆者の考える答えとしては「さらにブラックな会社から逃れてきた人達」なのだと思います^^;
新卒として入社したブラック企業では、先輩や上長から、彼らが元々勤めていた会社がいかにひどい労働条件だったか、滅入ってしまいそうな体験談を幾度となく聞かされました。
そういった方々にしてみると、「ウチの会社はブラックじゃないし、これくらいは全然普通」という考えでした。
現在筆者はホワイト企業(と筆者が考える会社)に転職して、年を重ねています。
今勤めている会社の後輩たちに自分がどんな会社で働いていたのかを話すと、とても驚いた反応をされます。もし後輩たちがもっとホワイトな会社に転職すると、「昔勤めていたブラック企業があって、そこの先輩はもっとブラックな会社から来た人」といわれることになるのかもしれませんね(笑)
見方によっては、筆者自身もブラック企業に根付く社員の一人なのかもしれません。
ブラック企業脱却はゴールか?
ブラック企業とホワイト企業の線引きが曖昧だとすると、転職活動のゴールをどこに置けばよいのでしょうか?
筆者としては、「転職活動に終わりはない」…と考えるようにしています。
例えブラック企業を脱却してホワイト企業に転職できたとしても、そこで怠けてしまってはいずれそのツケを支払うことになると常々感じています。
確かに、一度正社員として会社に入ってしまえば、なかなかクビになることはありません。しかし、だんだんと隅に追いやられて居心地が悪いものになっていくのではないでしょうか。いくらホワイト企業に勤めているといっても、会社にしがみつく日々は辛いものになってしまうと思います。
もしその状況に耐え切れずにその会社を飛び出してしまうと、その時の自分の能力に見合ったブラック企業に入らざるを得なくなってしまいます。
まさに八方塞がりな状況に追い詰められてしまうように思います…
そのような状況に陥らないためにも、ホワイト企業への転職を成功したからこそ、掴み取った自由な時間を有効利用して、転職活動を含めた自己啓発に日々励む必要があると考えています。
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