おはようございます。
3日連続の雨。どうせコロナでどこにも行けませんが、せめて土日はスカッと晴れてほしいところです。
さて、ブラック企業で働く方々の中には「人生お先真っ暗…」と感じている方、いらっしゃるかもしれません。筆者はそのように感じていました^^;
今回は、そんな方々にお伝えしたいことがあります。
実は…筆者は、初めて入社した会社がブラック企業で本当に良かったと思っています^^
就活の失敗で負け組決定…か?
大学時代の友人の中には、誰もが知っている 超大手メーカーに就職した友人がいます。
ブラック企業に就職した筆者と比べて、給与額はそれほど変わらないと思っていました。しかし、都内のキラッキラなビルに勤めて、業務内容はグローバル。住宅手当で世田谷に住んで、ボーナスは3桁万円!!本当にに羨ましかったです。
それに引き換え筆者は、ボロボロの暗いオフィスで毎日深夜までボランティア残業。住宅手当なんてもちろんなく、ボーナスはギリ2桁。
業務内容は、営業といいつつメーカーの下請けとして車の運転と荷物運びです。頑張ってそこで働いてキャリアを積んでも…その友達みたいな会社には一生入れない…
「負け組人生決定」…そう思っていました。
最初の会社がホワイト企業だと転職に躊躇する
ですが、時間の経過とともにその状況が変わっていきます。
大企業に入社した友人は迷っていました。スキルアップのために転職するかどうかを。
日々の業務がルーチン化して成長を感じられない。このまま同じ会社でぬくぬくしているよりも、「ベンチャー企業に転職して腕試しをしたい」そう思うようになったそうです。
しかし、ベンチャー企業に行くとなると超大手企業と同じ条件で雇ってもらえるわけがありません。
彼の世田谷の家には妻と子どもがいました。生活の質を落としてかつ不安定なベンチャー企業に転職することに賛成してくれるわけがありません。
一度上げてしまった生活の質を落とすのは大変なのです。
その友人はモヤモヤした日々 を過ごしていました。
最初の会社がブラック企業だと転職で飛躍する
一方筆者は、転職を繰り返してどんどんキャリアアップしていました。
最初に入った会社の待遇が悪かった分だけ、転職のハードルが下がります。
そして、転職はまさに崖から崖に飛び移るような行為なので、転職をくりかえすことで、会社員としてのスキルを飛躍的に高めることができるのです。最初の会社がブラック企業だったからこそ、頑張ることができたと思います^^
最初こそ車の運転と荷物運びでしたが、現在ではその友達のようにキラッキラなオフィスでグローバルな仕事をしています。
「若いときの苦労は買ってでもせよ」っていいますよね。まさにそれだと思います。
また、筆者はその友人と同時期に結婚して、子どもが二人います。ただし、その友人の家族とは反応が異なり、転職することに理解を示してくれます。転職のたびに生活の質が上がっていくので。
最初の会社がブラック企業だと、転職で生活の質をどんどん上げていく楽しみがあります^^
最初の会社がブラック企業かどうかどうでもよくなった本
百田尚樹さんの小説「海賊とよばれた男」はご存じですか?筆者はこの本を読んで、最初に入った会社がブラック企業かどうかどうでもよくなりました。
出光興産創業者の出光佐三さんをモデルとした主人公『国岡鐡造』が、出光興産をモデルにした『国岡商店』を興し、大企業にまで成長する過程を描いた小説です。
印象的なシーンは学生時代の国岡鐡造が石油の将来性に目をつけて、機械油を扱う小さな個人商店を就職先に選ぶところです。エリート校の学生だった国岡鐡造は大商店の内定を蹴ってその個人商店を選びました。
しかし、その個人商店での仕事は煌びやかなものではありません。本来であれば専門家が分担で行う「飛び込み営業、注文、配達、集金、帳簿付け」の業務を一人でこなさなければなりません。国岡鐡造は毎日ボロボロになりながら働きます。
ある日、ボロボロになって働く国岡鐡造の前に、エリート校時代の同級生が現れます。
印半纏に前掛けを付けた国岡鐡造は衝撃を受けます。優良企業に入社し、背広を着込んだその同級生は、自分とは比べ物にならない規模の取引をしていたのです。
「もしかしたら自分はとんでもない間違いを犯したのではないだろうか」…
フィクション小説ですが、ブラック企業で働く方々には是非読んでもらいたい本です^^
Comment