おはようございます。
本日のブログは、「大学院卒の思い出」というタイトルです。
大学を卒業するとその後、大学院の「修士課程(2年)」→「博士課程(3 or 4年)」と進学することができます。

ボクは修士課程まで終了して、普通の会社に就職しました。
自らの体験を踏まえて、正直なところ大学院に進学して良かったかどうかについてお話しできればと思います。
会社からの評価は?
大学院卒というと超高学歴の響きがありますよね。
ですが…正直なところ、
会社からの評価はイマイチです。

うそーーー!
なぜなら…簡単に進学できるからです(*_*)
大学にしてみたら、学費を払ってくれて研究のお手伝いもしてもらえるので、問題児でない限りたくさんの学生を取りたいのです。

有名大学でも案外簡単に入れたりします。
とくに近年では、進学を装って就活浪人をしている大学院生が溢れています。
そんな事情もあって、大学院生に対する評価がイマイチになってしまったんだと思います。
バリバリ仕事ができるの?
それでは、院卒はバリバリ仕事ができるのかといいますと…イマイチです。
研究室で学んだ知識をそのまま活かせる会社であれば話は別かもしれませんが、多くの大学院生は普通の会社に就職するはず。
社会人経験がないので…仕事の良し悪しは学部卒と変わりません。

「院卒で高い給料もらってるのにそんなこともわからないの?」とか言われて結構凹みます。
変わらない…いや、もしかしたら劣っているかもしれませんね。
研究室に閉じこもる生活を送ることになるので、世間の感覚とズレが生じています。

ボクの場合は、LINEの存在を知らず驚かれました
もはや時代遅れを通り過ぎて、イタイ奴ですΣ(゚Д゚)
じゃあ院卒って意味ないの?
ということは、研究職でない限り院卒はメリットはがないのか?

そんなことはありません!
たしかに最初は凹んでしまうかもしれませんが、世間とのズレはすぐに改善します。
そして、3年、5年と時間が経過していくうちに、院卒のメリットがだんだん大きくなっていくように思います。
というのも、「学部卒」と「院卒」とでは求められているスキルが異なります。

つまり、学部卒と比べる必要はありません。
そして、院卒の方が圧倒的にレアなので、ポジションを確立しやすいのです。
大学院に2年間所属すると特別な力が身につく?
とはいっても、2年間大学院に通ったところでポジションを確立できるほどの能力が身につくの?
大学院に2年間所属していたからといって、学部卒とたいして変わりません!
大学の研究では、自分の研究に関わる領域についてはとても詳しくなります。しかし、その領域を一歩外すと何もわかりません。
もちろん、社会人になった後のことを見越して幅広く勉強しておくべきですが、そんな余裕のある学生はあまりいないと思います。

ボクも自分の研究テーマでいっぱいいっぱいでした。
会社ではもっと広く浅い知識が求められます。自分が取り組んでいたテーマだけ詳しくてもあまり使い物になりません…
ですが、院卒という学位を持っているということに大きな意味があるのです。
なぜなら、
Ataru君は院卒だから●●調べてくれる?
といった具合に、院卒を活かした仕事を任される機会が多くなります。

その期待に応えるため、日々努力を重ねていくことで、院卒のポジションとして必要な能力を身につけることができるのです!
まとめ
大学院卒の特徴は以下のとおり
- 会社からの評価はイマイチ
- バリバリ仕事ができる訳ではない
- 院卒のポジションを確立できるメリットが大きい
- 期待に応えるための日々の努力が大切

会社は「(何でもかんでも)高度な知識の説明」を期待しています。とにかく勉強が好きな人だったら、院卒の学歴が武器になると思いますよ!
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