英語嫌いのためのTOEIC「600点」攻略法!
このシリーズでは、自らの経験を踏まえた超英語アレルギーを抱える人のためのTOEIC勉強法についてお話しします。
今回は、第一回目!
TOEICの勉強に入る前の『心構え』
英語が大嫌いで何度も何度も挫折してきたあなたが、いかにしてTOEICの勉強を進めていけばいいのか?
まずは全体像についてお話しします。
TOEICの利点
2時間という長〜〜〜い試験時間
英語嫌いにとってTOEICは大変過酷なテストです。
(あなた大馬鹿ですね〜)
…と、、、傷口をグリグリ抉られるような辛い気持ちに
2時間イスに座ってただけ…
「TOEICなんて関係ない!」
そう現実から目を背けたくなってしまう気持ちはよーーくわかります。
かつてのボクもそうでした(。-_-。)
しかしこのテストは、“英語のニガテな人のために作られた”といっても過言ではありません。
英語が苦手だからこそ、まずはTOEICを攻略して、基本的な語彙や文法を学ぶ必要があるのです。
TOEIC攻略のコツ
教材選びを明確に
TOEIC対策を目的とした教材には様々な種類があります。
ざっくり分類すると以下の通り。
- 語彙力の強化
- Part1〜4の対策(リスニング)
- Part5〜6の対策(文法&語彙)
- Part7の対策(長文読解)
- TOEICスキルの強化
大切なことは、何の目的でどの教材に取り組んでいるのかをしっかりと把握すること。
英語のニガテな人は、とりあえず英語の勉強をしておけば全体的なスコアが上がっていくものと思い込んでいる人が多い気がします。
でずが、、、実際のところは、取り組んだ能力しかスコアが上がりません。
リスニング対策をしても長文読解のスコアは大して変わらないし、その反対もしかり。
特に、語彙力に関してはTOEICのスコアに反映されにくいです。
「こんなに勉強頑張ったのに何でスコアが変わらないんだよーー!!!」
なんてことにならないように、自分が今何をしているのかを冷静に分析しましょう。
TOEICスキルは最後
よく陥ってしまう失敗は、TOEICでスコアを伸ばすためのテクニック(TOEICスキル)に目を囚われてしまうこと。
短期間でスコアUPを掲げたタイトルに釣られてしまいがちですが、英語力のない人がTOEICスキルばかり磨いてもなかなかスコアは伸びません!
もちろん、TOEICスキルを磨くことは重要です!
実力が伴わないスコアだったとしても、そのスコアをきっかけに英語の仕事を勝ち取り、仕事を通して本当の英語力を身につければいい。
なので、
- 英語力を磨く教材をベースに勉強
- テスト直前期のみ「TOEICスキル」に特化した教材でスコアの底上げ
これを意識しましょう。
TOEICは年一回
冒頭で説明しましたが、TOEICは英語嫌いにとって大変過酷なテスト
最初の1〜2年は、いくら頑張っても、惨めな敗北感を味わうことになります。
「こんなのウソだ!もう一度(TT)」
そんな気持ちを抑えて、TOEICは原則年に一回までにしましょう。
再び惨めな思いをしてモチベーションを失うだけです。
しかも、答え合わせができないので、いくらテストを受けても英語力は向上しません!
英文法の本を準備
TOEICの攻略を始める前に、英文法の参考書を準備しておきましょう!
最初から最後まで読み込み必要はありません。
辞書代わりに準備しておいて、よくわからないフレーズでモヤモヤしたときに使うための参考書です。
☆オススメの参考書☆
TOEIC600点を目指したい方へのオススメは『総合英語Forest』
基本的な英文法を学ぶ上で最もポピュラーな参考書です。
ボクは中学校で貰いました
基本に忠実で、かつわかりやすい(๑>◡<๑)!
難点としては、ネイティブだと違和感を覚えてしまうスタンダードすぎる表現が含まれているところですが、、、
TOEICの対策であればこれ一冊で十分。
もう一つの参考書
英文法の参考書といえば、Forestと同じくらい有名なものがあります。
それは、『一億人の英文法』
Forestとは対照的に実際に使うことを主眼に置いた英文法の参考書。
「基本はこうだけど…実際は…」
といった具合に、ネイティブと自然な会話をすることを前提としています。
もちろんTOEICでそういった問題が出題されることはないので、まだ必要ありません!
まずはForestで基本を押さえましょう٩( ᐛ )و
まとめ
英語嫌いのためのTOEIC「600点」攻略法
第一回目『心構え』
● 教材の目的を明確に
⇒ 取り組んだ能力しかスコアは伸びない
● TOEICスキルの教材に囚われない
⇒ テスト直前だけにしよう
● TOEICの受けすぎに注意
⇒ 年に一回までにしよう
● 英文法の参考書を準備しよう
⇒ オススメは『Forest』
次回から具体的な勉強法に入ります。
最初に取り組む教材は『英単語』!
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