英語嫌いのためのTOEIC「600点」攻略法!
このシリーズでは、自らの経験を踏まえた超英語アレルギーを抱える人のためのTOEIC勉強法についてお話しします。
今回は、第四回目!
『Part7(長文読解)の対策』です。
Part7はTOEICのラスボス‼︎
最も手強いパートとして知られています。
短期間でのスコアUpはあまり期待できませんが、リスニング対策のための土台作りとして、このパートを先に取り組みましょう。
前回のお話し
前回の記事では、
- 取り組みやすいため
- TOEICのスコアに反映されやすいため
Part5~6(穴埋め問題)から取り組むことををオススメしました。
ここで、基本的な英語のルールを学びつつ、英文に慣れることが大切です!
さて。次に取り組むのは
- Part1~4(リスニング)
- Part7(長文読解)
のいずれか…
人によって見解の分かれるところですが、
英語嫌いへのオススメは「Part7(長文読解)」です!
なぜなら…!
ちょっとその前に
新しいステップへ進む前に、
「英単語」の復習を挟みましょう。
やはり、英語力の神髄は記憶の深さ
記憶を深めるためには何度も何度もの反復練習を重ねることが大切です。
節目節目のタイミング
新しい教材を始める前のタイミングで、以前クリアした教材のどれかをサラッと復習しましょう。
以前とは違った景色が見えて案外面白い♪
よく勘違いする人がいますが、、、
- 忘れてしまった単語
- 元々知らない単語
この二つには雲泥の差があります!!
なぜなら、記憶というものは「覚える⇒忘れる」の繰り返しで少しずつ深い記憶に変化していくもの
忘れるということは、記憶を深めていく上での通過点なのです!
「せっかく覚えたのに忘れちゃった…」
なんて落ち込む必要はありません。
Part7の対策
本題に戻ります。
TOEICのPart7は『長文読解』
英語の長文を読んだ後、その理解度を試す問題が出題されます。
問題数は54問
リーディングセクション(合計100問)の約半分を占めるパートです。
なぜ長文読解?
なぜ長文読解がオススメなのか?
それは、、、
読んでわからない英文は音で聞いてもわからないからです。
英語嫌いの皆さんがいきなりリスニングから入るとこうなります。
(何を言ってるのかサッパリ…)
(よし、答えをみよう)
ぺら。
・・・
(…文字で読んでもわかんない!!)
このように、ハードルが高すぎてやる気を失ってしまう恐れがあります!
だからこそ、Part7(長文読解)対策で読む力を磨いてから、Part1~4(リスニング)対策へ進むことがオススメなのです。
本当の正体
がしかし、TOEIC Part7(長文読解)には裏の顔があります。
それは
TOEICで最も難しいPartであるということ
(聞くより読む方が簡単って、言ったじゃん!)
と思われてしまうかもしれませんが、リスニングで使用される英語よりも長文読解の方が複雑でボリュームも多いということ。
なので、
ここでPart7の対策に取り組んでもスコアUpはあまり期待できません。
あくまでもリスニング対策としての単なる通過点。
頭の片隅に入れておきましょう。
☆オススメの教材☆
ボクのお気に入りは
TOEIC TEST リーディング ベーシックマスター(成重寿先生)
とにかく、「優しい問題」と「シンプルで見やすい構成」がポイント
なんと全ての問題が見開き1ページに収められているのです!!!
びっしりと敷き詰められた文字を見るだけで憂鬱になるからね…
ただし。
そこそこ古い教材である点にご注意ください。
初版は2009年。
2016年に導入された「TOEIC新形式」に対応しておらず、「トリプルパッセージ問題」すらありません!!!
まあ…正直なところ…
TOEIC600点を目指している方には「トリプルパッセージ問題」どころか「ダブルパッセージ問題」も必要ありません。
古いからこそ英語嫌いにオススメの教材ではあるのですが、、、
「せっかくなら新形式に対応した教材がいいな~」
という方は
- 優しい問題
- 見やすい
- コンパクト
をキーワードに本屋さんで探してみてください。
ポイント
● TOEICスキルは気にしない!
長文読解は、スピードとの戦い!
そのため「長文読解」の教材を手に取ってみると
- 英文を全部読んではいけない
- 返り読みをしてはいけない
- 英語のままその意味を理解する
といった解説がなされています。
しかし、それは「時間をかければしっかり理解できること」が前提です。
テクニックに固執してしまうと、いつまで経っても上達しない状況に陥りかねません
まずは長文をしっかりと読めるようになることを心がけましょう。
● スピードも気にしない!
Part7のスコアを伸ばすためには時間を測定しながら取り組むことが効果的。
が、しかーし。
現時点では時間の測定も必要ありません!
繰り返しになりますが、まずはしっかり読めるようになることが大切。
● テンポよく進める工夫
長文読解の厄介なところは、ルーティン化しにくいということ
「英単語」や「英文法」であれば、
- 行きの電車で3問
- 帰りの電車で3問
といった具合に細かく調整できますが、長文読解は分割できません…
しかも問題によって分量が全然違う‼︎
1問を2回分に分割するのも全然ありなので、モチベーションを下げないための工夫をしていきましょう。
楽しく続けることが重要です!
まとめ
英語嫌いのためのTOEIC「600点」攻略法
第四回目『Part7(長文読解)の対策』
● リスニングの前に長文読解をオススメ
⇒ 「読む」より「聞く方」が難しい
● Part7(長文読解)は最も難しいパート
⇒ スコアUpはあまり期待できません
● オススメの教材
⇒ TOEIC TEST リーディング ベーシックマスター
※ 新形式に対応していない点に注意
● 取り組む上でのポイント
1) TOEICスキルは気にしない!
2) スピードも気にしない!
3) 問題を分割してもok!
Part7(長文読解)の次は、
Part1~4(リスニング)対策へ!!!
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