おはようございます。
今回はブラック企業脱却のための記事をお休みして、ゆとり世代の思い出について書きたいと思います!
ゆとり世代の思い出といえば….
ゆとり世代とゲーム
少し昔のニュースですが香川県のゲーム規制条例が話題になっているのが目につきました。今ではすっかりゲームをやらなくなりましが、筆者も他人ごとではありませんでしたので。
筆者がゲームをいつから始めたのか記憶を遡ってみても、答えが見つからないくらい昔のことです。
昔のアルバムを開くと幼稚園入園前の自分がファミコンのコントローラーを握っていました。
家で家族と話しているときも、小学校学校で友達と話しているときも、話の話題はゲーム。放課後は友達の家に集まってみんなでゲーム。そして、家に帰ってもゲーム。
筆者の家にはファミコンとスーパーファミコンしかなかったので、ロクヨン(任天堂64)をもった友達の家に、よくお邪魔させてもらっていました。
ロクヨンをもっていた友達、特にコントローラーを3つ以上持った友達は人気者です(笑)。何故かそんな友達の母親は、みんなが家に集まるとニコニコとおやつをもって歓迎してくれたものです。
ゲームのない生活なんて考えらませんでした。筆者もゲーム依存症の一人だったのかもしれません。
オンラインゲームの到来
中学に上がるとすぐにオンラインゲームの時代が始まりました。
小学生のころ、家にいながら友達とゲームができるようになる話を聞いて、衝撃を受けた記憶があります。
遠い未来のことだと思っていたら、あっという間にその時代が到来しました。
その頃はオンラインゲームが最先端の遊びに感じてすごくカッコいいと思ってました。
中学の友達と一緒にオンラインゲーム上で待ち合わせをして、パズルとかアクションゲームで遊び始めました。
しかし次第に、ゲーム自体よりも見ず知らずの人たちと話すことが楽しいことに気が付き、チャットのみのゲームにのめりこみました。
チャットの醍醐味は、全く見ず知らずの人たちで会話を始めて、話題の中心になれるかどうかです。
会話が楽しくてみんなが集まるので、面白い会話ができないと話題の中心になれません。
無理して話の中心に入ろうとしても、空気を壊してしらけてしまいます。
空気を読む力・トーク力はもちろん必要です。それに加えて、現代のWeb会議システムのように音声で話すことができないので、タイピング力も重要になります。
慣れないうちは他のだれかが話題の中心にいて、笑いを意味する「w」をひたすらタイプするだけでしたが、次第にみんなが爆笑してくれる面白いツッコミを入れたり、自身が話の中心になって場を盛り上げたりできるようになりました。
実は、初めてできた彼女もオンラインゲームで知り合いました。
実際に会ってどうしたいとか考えたことはありませんでしたが、チャットの能力だけで魅力を感じてくれたことがすごく嬉しかったように記憶しています。
この頃は将来お笑い芸人になりたい、なんて思っていました。
ゲームの幕引き
高校に進学すると、この状況が一変することとなりました。
「ゲーム=オタク」のイメージが筆者の住んでいる地域に浸透したためです。
それによって、人間関係を良好に保つためには、「ゲームはあまり好きではない。もちろんオンラインゲームはやったことがない。」と答える方が賢明でした。
魔女狩りのようにゲーム好きを公言する人がつるし上げられている光景を横目で見る生活が始まり、静かにゲームの幕引きを迎えました。
おまけ
せっかくの機会なので、ゲーム規制条例の是非について、筆者なりの考えをさらっと述べてみたいと思います。
ゲーム規制条例の話を聞いた時の感想は、「う~ん、どうかな~」でした^^;
「ゲームは1日1時間」と聞くと、首からタイマーをぶら下げたかわいそうな友達がオーバーラップしてしまうのです。
筆者の世代でもゲームののめりこみはまずいと判断した親がいたらしく、ゲームの時間を制限されている友達がいました。
子どもは純粋なので、親から時間を制限されると例え親が見ていなくてもそのルールを守ろうとします。
他の友達たちがゲームで盛り上がっているさなか、その様子をうらやましそうに見ていた様子が目に浮かんでしまいます。
そして、そのかわいそうな友達が大人になって成功しているかというと…筆者の周りにいる人たちはそうでもなかったりするのです。
政策の良し悪しはわかりませんが、そうしたかわいそうな子たちが、ただ増えるだけなように感じてしまいました。
ゲーム依存症に問題があることはわかりますが、ゲームから学ぶこともたくさんあります。
特にITスキルの重要性が年々高まる現代において、「ゲーム依存症になったら困るからゲームは1日1時間」という考え方、雑すぎませんかね?^^;
「ゲームは1日1時間」ではなくて、「毎日勉強1時間やろう」とか「毎日睡眠8時間とるようにしよう」とのほうがしっくりきますけどね。
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