オンライン講座を利用して弁理士に挑戦!
今回は、弁理士試験の勉強を進めていくにあたって『どんな参考書を利用すればいいのか?』についてお話しです。
弁理士試験の勉強を始めてはみたものの、、、
何を準備すればいいのかわからなーーい!(>_<)
そんな方に向けて、
- 知っておきたい参考書
- 紙で購入した方がいいもの
- スマホで確認できればいいもの
その辺りの基本情報をサラッと紹介します。
ボクの体験談
お金もない…時間もない…
それでも、弁理士に挑戦したい‼︎ヽ(;▽;)ノ
そんなボクは、2018年12月よりオンライン講座「STUDYing」を利用して、弁理士試験に挑戦しています。
圧倒的安価に!かつスキマ時間を活用して!弁理士試験に挑戦できる「オンライン講座」✧( •̀∀•́ )キラーン✧.
、、、ですが、気軽に相談できる勉強仲間がいないというデメリットがあります。。。
ボク自身、どんな参考書を買っておけばいいのかわからず悩んだ経験があるため、今回の記事を書くことにしました。
絶対にチェック‼︎
それでは本題に入ります。
弁理士受験生なら絶対に知っておきたい参考書『5冊』
重要なものから順番に紹介していきます‼︎
1. 四法対照
最初の一冊目は弁理士受験生の必需品!
『四法対照』
産業財産権四法(特許、実用新案、意匠、商標)をわかりやすく並び替えた法文集です。
受験生にとってはノート代わりでもあるので、紙の本を購入して肌に離さず持ち歩きましょう。
ボクが知る限り最も有名なものは「PATECH企画」の四法対照です。
「普通の四法対照」と「四法対照整理ノート」の二種類があるけど、悩む場合は前者を選んだ方が無難
毎年秋頃、最新のものが発売されます。
2. 予備校のテキスト
二冊目は弁理士予備校で使用するテキストです。
知的財産権に関する「条文」、「青本」、「特許庁の審査基準」、「重要な判例」などから、弁理士試験で問われやすい箇所がピックアップされているので、出題範囲の全体像を理解する上で重宝します。
ちなみに、STUDYingではWeb上でテキストを見る仕様となっています。
追加料金を支払えば紙のテキストを購入できるのですが、、、買う必要はないかと。
重要だと思うポイントはテキストではなく四法対照で一元管理しよう♪
3. 産業財産権法の解説
三冊目は、改正のタイミングで発売される『産業財産権法の解説』。
産業財産権法の改正のポイントが超わかりやすくまとめられた本です。
安い、コンパクト、読み易い!
三拍子が揃った良本なので、新しく発売されたタイミングで、必ず購入しましょう!!
直近では、2022年2月に発売されました。
特許庁のWebサイトでも公開されるけど、安い本だから買った方が手っ取り早いよ〜
改訂の経緯を知ると知識の定着に役立つので、時間に余裕のある方は過去に遡って読んでいくのもありだと思います。
4. 青本
四冊目は”青本”こと、『工業所有権法逐条解説』!
産業財産権四法を中心に特許庁の見解を示した基本解説書で、受験生の必須アイテムとして知られています。
…が、、、重要な見解については予備校のテキストでしっかりカバーされている場合が多く、「わざわざ買う必要はない」という意見もチラホラ。
勝手の悪い本だから、買っていたもののそのままインテリアになってしまったケースも数知れず。。。
なので、特許庁のWebサイトで公開されているPDFファイルをスマホにダウンロードして、参考書代わりに使用することをオススメ。
どうしても紙媒体で持ち歩きたい方は、こちらの記事をご参照ください。
5. 特許庁の審査基準
五冊目は特許庁の『審査基準』。
審査官が審査業務を遂行するにあたって必要となる手続的事項や留意事項をまとめたもの。
参考書というよりかマニュアル
「産業財産権法の解説」や「青本」と同様に、特許庁のWebサイトで公開されています。
やはり印刷するとなるとかなりのボリュームになってしまうため、Webサイトをお気に入り登録しておき、必要な時にササッと確認する程度で十分かと思います。
使いこなすポイント
電子媒体を活用
何事においても、効率的に学習を進めるには、参考書を肌に離さず持ち歩いて、ゴリゴリ書き込むことが効果的。
弁理士試験に挑戦されるような方々はよくご存じかと思います。
…ですが、弁理士試験の出題範囲は膨大。
定期的な改訂もあるので、その度にイチイチイチイチ印刷していたら時間が勿体無い!
そこで、電子媒体を活用するクセを身につけておく方が大切です。
スマホにPDFファイルダウンロードするだけでも、気になったときにサッと確認して、マークやコメントを残せるので、慣れてしまえば結構便利ですよ~(*’▽’)
メモは一元管理
- 勘違いしやすいポイント
- 施行規則のどこで規定されているか
- 有名な最高裁の判例
- 暗記の語呂合わせ
- その他、疑問に感じたこと
などなど。
学習の際に取るメモは、「四法対照」で一元管理しましょう。
メモを書いた場所を忘れて結局調べ直すことになると、やはり時間がもったいないです。
四法対照の使い方はこちらの記事をご参照ください♪
その他の参考書
ちょっとおまけ。
必須とはいかないまでも、知っておくと便利な本を紹介します。
● 知的財産権法文集
四法対照ではなく、ただの法文集。
弁理士試験の出題範囲をしっかりカバーしつつ、四法対照よりもずっと軽いので、「四法対照の持ち歩きはちょっとキツイ…」という方はこちらの持ち歩きをご検討ください。
購入はパテック企画のWebサイトへ
● 弁理士試験 年度別短答式 過去5年問題集
こちらは、一次試験(短答式)に関する市販の過去問集
おすすめのポイントは、
本番と同じような「解答用紙」や「問題構成」はもちろん、「表題」、「文字数」、「行数」など視覚的に慣れることにもこだわっているところ。
できれば模試を受けておきたいところですが、、、難しい場合はこちらをベースに本番対策をしましょう。
● 伊藤真の法学入門
(弁理士試験の前に、、、そもそも法の基本がわかってなかったかも…)
そう感じてしまった方はこちらの本がオススメ。
法学を学ぶ意義、法の理念、解釈などの基本的事項を超丁寧に解説した入門書なので、気軽に読むことができますよ~~
気分転換にも最適
まとめ
● 絶対に知っておきたい5冊
- 四法対照
- 予備校のテキスト
- 産業財産権法の解説
- 青本(工業所有権法逐条解説)
- 審査基準
⇒ 紙で購入すべきは、「四法対照」と「産業財産権法の解説」
● 参考書を使いこなすポイント
- 電子媒体を活用すること
- メモは「四法対照」で一元管理
本日のお話は以上です。
「弁理士試験の勉強を始めたゾー!」
という方は、とりあえず「四法対照法」を買っておけば十分です!
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