おはようございます。
筆者は現在、会社の仕事とは全く関係のない超難関資格「弁理士」に挑戦しています。
今回は、弁理士試験の流れと、勉強の状況・合格までのプランについてお話しします!
試験のスケジュール
弁理士になるには毎年1回行われる弁理士試験に合格する必要があります。弁理士試験は以下の通り、一次試験~三次試験で構成されています。
- 1月頃:試験日程の発表
- 3月頃:試験の出願
- 5月頃:一次試験(短答)
- 7月頃:二次試験(論文)
- 10月頃:三次試験(口述)
※新型コロナウイルスの影響により、2020年の試験から日程がずれ込んでいるので注意
<一次試験(短答)>
選択肢の中から正解をマークシートで塗りつぶすスタイルの試験です。
前回の合格ラインは「60問中39点以上」でした。
「マークシートなら案外いけるかな?」と思われるかもしれません。
めちゃくちゃ難しいですよ〜( ̄▽ ̄)
気になる方は特許庁のWebサイト(こちら)に過去問が公開されているので、是非挑戦してみてください!
これに合格すれば、2年間「一次試験免除」となります。
<二次試験(論文)>
論文試験には「必須科目」と「選択科目」があり、別日に行われます。
論文試験の「必須科目」は、弁理士試験の天王山といわれています。ムズイを通り越して、何を書けばいいのかわかりません^^;
選択科目は、以下の科目の中から好きなもの(自分の専門分野)を選択します。
-
- 理工Ⅰ(機械・応用力学)
- 理工Ⅱ(数学・物理)
- 理工Ⅲ(化学)
- 理工Ⅳ(生物)
- 理工Ⅴ(情報)
- 法律(弁理士の業務に関する法律)
過去問をパッと見ると一見簡単そうに思えます。…が、実際に解いてみると大学レベルの知識が必要になります。しかも、試験対策の教材が全然売っていないので、どう試験対策をしていくかが大変です。
それぞれ別々に採点がなされ「必須修科目」を突破すると2年間、「選択科目」を突破すると永遠に免除となります。ちなみに、「必須科目」をすっぽかしても「選択科目」だけ採点してくれるようです。
<三次試験(口述)>
試験管の質問に対して、口頭で答える試験です。
一次・二次試験を突破した受験生であれば、ほぼ合格できるといわれています。
勉強の進捗状況
- 19歳:弁理士に興味をもつ
- 20歳:知財三級合格
- 22歳:ビジ法三級合格
- 23歳:知財二級合格
- 28歳:ビジ法二級合格&弁理士の勉強開始
- 32歳:弁理士試験に初挑戦も…不合格
※ 知財=知的財産管理技能検定
※ ビジ法=ビジネス実務法務検定
19歳(大学二年生)のとき弁理士の資格を知りました。「理系大学に通っているなら、大学院まで進学したほうがいいよ~♪」というアドバイスもあって、大学院に進学することとしたため、大学在学中の弁理士取得を断念。ほんの少〜〜しずつ勉強を進めて、大学在学中に知財二級まで合格。
ちなみに、知財三級はあっさり合格できましたが、二級はかなり苦戦しました…知財の勉強の前に基本的な法律の知識が不足していることに気が付きビジ法三級に合格してから、知財二級に合格しました。
その後、「大学院→ブラック企業→ベンチャー企業」と、勉強どころかただ生きるだけでいっぱいいっぱいの状況に(TT)22歳~27歳は何もしていません。
28歳の時ホワイト企業への転職を成功してちょっとだけ生活に余裕ができました。ビジ法二級合格で弾みをつけて、弁理士試験に挑戦を決意!
1日1~2時間くらいコツコツ勉強を続けて、32歳で弁理士試験初挑戦。一次試験であと「2点」及ばす不合格…
合格までのプラン
- 2022年:一次&二次(選択)試験に合格
- 2023年:二次(必須)と三次試験に合格
やはり「会社=仕事」、「家=家庭の時間」となるので、隙間時間でコツコツ勉強するしかありません。
1年間ですべての試験を突破しようとすると、テスト直前期にまとまった時間を要することになるので、免除期間を最大限利用して上記の通り「2年間」で弁理士試験突破を目指しています。
なぜそんなに勉強を続けられるか?
こんなに熱心に勉強できるなんて、物好きだね~
と思われましたか?^^;
いや、物好きというより、法律の勉強って…

実はめちゃくちゃ面白いんです
法律は社会のルールを定めているはずなのに、なぜか義務教育のカリキュラムにほとんど取り入れられていません!
お金の教育も同じ現象が起こっていますが、法律を知っている人だけが得をする環境となってしまっているのです。
勉強を進めれば進めるほど、「何でこんなこと教えてくれないの?!」という気分になりますよ^^;
もし、「法律について軽く知っておきたいな~」という方がいらっしゃいましたら、大変オススメの本があります。
タイトルの通り、法学の入門書です!めちゃくちゃ読みやすいです!
面白すぎて、憲法・民法・刑法・民訴・刑訴・行政法についても買いました。
(民訴・刑訴はちょっと眠くなりました^^;伊藤先生、すみません。。)
法律というとお堅いイメージですが、少なくとも入門については「ゆとり世代」であり「理系」である筆者が楽しく読めた本ですので、多くの方が楽しく読めるはずです^^
余談ですが、ウィキペディアの情報によると、タレントで元政治家の橋下徹弁護士も、司法試験対策として伊藤真先生の授業を受けていたようですね~
ということで、本日はここまでです!ブログを読んでいただき、本当にありがとうございます\(^o^)/
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