お笑い芸人のリアルがわかる本

つぶやき

おはようございます。

本日、パラリンピック開幕ですね!
正直なところ…新型コロナがこれ以上感染拡大しないことをただただ祈るばかりです^^;

今回もブラック企業脱却の話題から逸れた記事になります。
前回の記事の中で、中学時代お笑い芸人に興味をもっていたことについて触れました。

それに絡めてお笑い芸人のリアルがわかる超オススメの一冊を紹介したいと思います!

芸人前夜(オリエンタルラジオの中田敦彦さん)

「武勇伝」のネタで一世を風靡し、現在youtuberとして活躍されているオリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんが書いた本です。

オリエンタルラジオを知ったのは高校に上がった直後でした。お昼のテレビ番組(わらっていいとも)で初めて「武勇伝」のネタを見たんですけれども、その衝撃は凄まじかったです。…もはや、面白いを通り越して感動してしまいました(TT)。

高校時代は部活が忙しくあまりテレビを見る余裕がなかったので、その後の活躍をリアルタイムで見ることができなかったことは本当に残念です。

芸人前夜は、そんなあっちゃんの生い立ちから「武勇伝」で衝撃的なデビューを果たすまでのストーリーを書き綴った本です。

全体的な印象として、恋愛が主軸ではない青春サクセスストーリーといった感じでした。

お笑い芸人が書いた本だと思って侮ってはいけません!
慶應大学に入学した超優等生でありながら、お笑い芸人として大成功を納める。この経験だけでもネタとして一級品なのに、超優等生としての文章力、お笑い芸人としてのテンポ感が相乗効果を生み出しています。

文学的…とは違うと思いますが、普段あまり本を読まない自分にとっては読みやすく、読み終えるまで止まらなくなってしまう本でした!寝不足注意です!(笑)

特に興味を引かれたのがお笑いタレント養成所NSCに所属していたころの話です。人生のレールのど真ん中を走っていた慶應ボーイが、お笑い芸人というレールから外れたジャングルの中へ飛び込むとこんな風に感じるのか(笑)というところが見所です。

あっちゃんの経験と比較すると天と地ほどの差がありますが…筆者も就職活動の失敗により、今までのレールから脱線した経験があります。
どちらかと言えば学歴を重視していた環境から、学歴以外のものを重視する環境に変わり、バックグラウンドの違いから生じる価値観の違いをまざまざと感じました。

やはり環境が変わった分だけ、常識だと思っていることにずれが生じてしまいます
「大学出てるのにそんな常識わからないの?」と言われてしまうことも多々あり、どうすれば職場の上司・先輩・同期と上手くやっていけるのか、試行錯誤の毎日でした…

慶應大学からNSCとなると、筆者の経験とは比べものにならないくらい大変だったと思います。そんな環境の中でも逃げずに大成功を納めるあたりが流石ですね。

単なる読み物としても最高に面白いのですが、お笑い芸人として戦略的に成功を納めたあっちゃんの考え方も大変勉強になりますので、自己啓発本としてもお勧めの1冊です!

Comment

タイトルとURLをコピーしました